yoshiさん
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投稿者 
平均 

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この作品を観て、 こんなにも言葉が重いものだとは知りませんでした。 こんなにも自分の家族の存在が愛おしいと感じたことはありませんでした。
9.11で多くの命を失い、それ以上の悲しみに包まれたアメリカ・・・ 3.11で多くの命を失い、それ以上の悲しみに包まれた日本・・・
原因は違えども、同じ様な悲しみと失意を経験したアメリカと日本・・・
共通している点の中でも悲しいのは、大事な人の命が失われた事実があるのに、 自分の目の前に、その大事な人の体(ご遺体)はなく、それでも死を受入れないといけない、と言う現実。。。
作品を通して改めて感じたのは、 9.11や3.11をはじめ色々な被災(被害)に遭われた方やご家族の失意や悲しみを分かっているつもりでいても、当事者の本当の心の傷を深い部分まで理解するのは非常に困難であり、実際に経験したことがある人や悲しい思いをしている人の近くで共に涙した経験がないと、 その悲しみを理解する“努力をする“ことは出来ても、 その悲しみを理解する・理解した!と軽々しく言えない、と自分は感じています。
作品は、 9.11で愛する父を失った少年オスカー君の喪失と再生を描いた『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
前半を観ていた時の感想は、「脚本としては前半が長いな〜〜〜」と感じていました。 でも、後半で監督や脚本家が作品へ込めたメッセージが1つに繋がった時、涙・涙・涙・・・。 ・゚゚・(≧д≦)・゚゚・
無駄な部分がある様で、全体を通すと無駄な部分な無い作品だと最後に思いました。 もう一度、鑑賞すると別な視点で感動してしまいそうな作品だと思います。
だから、後半で少年オスカー君の心の奥に潜む苦悩に触れた時、涙が止まりませんでした。 家族の絆や多くの絆に触れた時、涙が止まりませんでした。
子供は、大人が思っている以上に繊細で色々なことを抱え込んで、自分なりに解決しようともがいているのかもしれない・・・と感じました。 昔、自分も子供だったのだから、子供の気持ちが分かるはずなのに、 いつしか自分が親もなり、 社会の中で生きていくことに必死になり、 子供の気持ちを理解しょうとせず、正論だけで説教している自分に気付いた気がします。
仕事でイライラした時、子供を思う親としての言葉でなく、感情的な言葉で説教したことがあります。
先日も感情的な言葉で息子を説教してしまいました。その失言の後にちょっと自己嫌悪に陥りましたが・・・ この鑑賞しながら、その時のことを思い出し、 あの時の息子の気持ちは「どうだんだろう・・・」と思い、再び反省してしまいました。
トム・ハンクスは、最高の父親を演じ、 サンドラ・ブロックは、最高の母親を演じていました。 そして、トーマス・ホーンは、父を失い喪失と再生するオスカー君役を見事に演じていました。
鑑賞した後、家族の存在が愛おしくなる物語の作品に仕上がっていると思います。
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