無精ひげな日々の男さん
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平均 

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- ・笑える
- ・楽しい
- ・スペクタクル
- ・ゴージャス
- ・勇敢
- ・かっこいい
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テーマは「インディ復活、最高に元気です。アクションしまくり、そして幸せになります」かな。
早速、この作品の特徴を述べてみよう。
その一 オープニングが凝っている。 このシリーズは『ボンド映画』のタイトル前のアクションを意識して本編が始まる前にオープニング編が必ずあり、当時の映画作品をパロディにして時代感を出している。
[いままでの作品のオープニング] レイダース失われたアークでは、ペルーの遺跡“チャチャポヤン神殿”での冒険劇。魔宮の伝説では、上海での乱闘騒動から飛行機から救命ボートによる脱出劇。最後の聖戦では、ヴェニスでの派手なポート・チェイス。
この作品のオープニングは、旧ソ連が台頭した1957年代の冷戦時代のイメージを出すための仕掛けである。 ・若者の車が登場してロックンロールミュージック、先頭車両と競争、 ・軍用車の隊列にはアメリカ軍を装ったソ連兵、そしてインディ登場、 ・侵入した先は、51と書かれた巨大な格納庫(通称"エリア51")の前、 ・木箱の中にはステンレス製の棺があり、そこには「ロズウェル1947」、 ・ジェットエンジン付の貨車に乗って猛烈なスピードでトンネルを突進し、 ・砂漠をこえて、核実験用の施設ドゥーム・タウンに到着、核爆発まで後1分 ・鉛張りの冷蔵庫に潜り込み、かろうじて生き延びる。 過去の作品を凌駕する非常識なとんでもない脱出劇だ。
なお、核爆発による核分裂で出現した火球の表面温度は数千度に達するので、鉛張りの冷蔵庫は溶けてしまう。冷蔵庫が少しこげた程度というのはありえないという指摘はナンセンスだ。所詮、オープニングは荒唐無稽のパロディなのだ。
ただし、ロズウェル事件は47年に起こったし、ニューメキシコ州アラモゴードの原爆実験は45年で設定よりも10年前のことだ。1957年にはビキニ環礁で水爆実験をしていたので時代が合わない。
では、なぜ水爆実験のシーンを織り込んだのか、実は1950年代の映画作品には驚くほど水爆の放射能をモチーフにした映画が製作されているからだ。たとえば「戦慄!プルトニウム人間」「原子怪獣現る」「宇宙水爆戦」「放射能X」「水爆と深海の怪物」「原子怪獣と裸女」などだ。
その二 アクションに次ぐアクション、 ペルーのジャングル、ナスカ、ニューメキシコの砂漠、イグアスの滝などを舞台にアクションシーンが盛りだくさんにあってサービス満点だ。 ・ソ連スパイとのバイクチェイスに始まって ・ナスカ兵士の末裔“生ける死者たち”の襲撃、 ・インディとマリオンが蟻地獄にはまって、 ・アマゾンのジャングルで崖から落ちそうなカーチェイス、 ・スパルコとマットの車上でのフェンシングの戦い、 ・数百万の巨大な軍隊アリの猛襲、 ・マットとお猿のターザンシーン、 ・マリオンが水陸両用車爆走、断崖絶壁ジャンプ、川へダイブ、 ・巨大な滝落ち三連発、 ・アケトーでの甦ったウーガの兵士の襲撃 ・・・まだまだある。
その三 宝のもつ力がすごい このシリーズの宝は単に美しいとかじゃなくて、凄まじい力をもつ存在なのだ。クリスタル・スカルをアマゾンの伝説都市の神殿に戻した者は神秘のパワーを手にすることができるという。
前段として、“クリスタル・スカル”は強い磁力を持っていて、磁性のない金でも吸いつける。軍隊アリさえ避けるほどの威力。スカルの目を見ると人の脳に作用して意識を交感し、アケトーへの道が分かる。さらに、エンディングにはクリスタル・スカルが13個揃って、驚くべきことが起こる。
その四 シリーズ完結編として この作品は次のようなシリーズ全体の答えを用意している。 ・全ての文明の発祥はここから始まったという歴史のなぞ解き ・インディ・ジョーンズの老後を幸せなイメージにするため、1作目のマリオンと息子が登場し、元気に活躍した後、皆に祝福されてマリオンと結婚して、大学にもどり副部長に昇進して名声と経済的にも大丈夫という。
・・・・
しかし19年間のブランクは大きかった。この間にできた素晴らしい作品群、「ハムナプトラ」、「トゥームレイダー」、「ナショナル・トレジャー」、「ダ・ヴィンチ・コード」など、観客は目が肥えてしまった。だから、遺跡の謎解きのシーンは「ダ・ヴィンチ・コード」と比べれば、謎解きなど無いに等しいと感じる。
ラストのオチはM・ナイト・シャマランの「サイン」や「X-ファイル ザ・ムービー」と同じ、もはや手垢が付いたオチだ。
シリーズファンは少し残念に感じるでしょう。謎ときには期待せずにテンポよく進むアクションを主に観て下さいという作品です。
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