|
本作ではいつもの寅さん夢劇場がなく、 寅さんのナレーションで始まるので なにかあったのかと思ったら、 おいちゃんが入院とちょっとした事件でございます。 ついでに満男役の吉岡秀隆が美保純よりも 背が大きくなっていてこちらも観ているこちら からすればちょっとした事件でした。
おいちゃん入院によりみんなで店を手伝おうとなりますが、 一人のけものの寅さん面白くない。俺にも声かけろよとね。 と言ったまではよかったものの、 団子まるめるのはダメ、自転車で配達は嫌、 お茶出し?そんなもんやってられるかときたもんだ。 あぁーめんどくさい。
会社の上司だったらアホかこのやろーと怒る場面ですが、 これが寅さんだからしょうがない。 苦笑いしつつも、いつもの寅さんだねぇと思って 観ているのがよろしい場面です。 で、家族と喧嘩らしい喧嘩もせずに みんなの噂話を聞きつけ逃げる寅さん、 北海道は知床(しれとこ)に出没です。
知床で出会った不器用で頑固な獣医役に 三船敏郎さんで、娘役に竹下景子さんでした。 竹下さんは2度目の登場でしょうかね、 今回は出戻りという形での登場です。
親子関係がいまいちうまくいかない二人ですが、 原因はやっぱり父親側なようで、 不器用すぎるところが寅さんとしては気になる模様。 あーだこうだと口を挟んでは彼にダメだしして、 しまいには彼の恋も応援しちゃうという・・ あれ、寅さんの恋はどこいった。 自分のことより人の世話を焼きたがる性分なんでしょうね。
不器用で頑固な男の心情は理解できる寅さんでして、 的確にアドバイスできているあたりはさすがなのですが、 自分のこととなると他の人よりさらに輪をかけて不器用に なっちゃうなんて・・ だから今まで独身なんですねと思いますが、 人には図星を指して怒らせているのに、 自分も指摘されて怒っちゃうとかもうね、 気付いているんでしょ!?寅さん。 と思うのですが寅さんはいつも旅に逃げちゃうんですよね。
寅さんの不幸は彼の背中を押してくれる人が いないってことなんでしょうか。 家族が居ない場所での恋は勇気が出ず、 家族が居ると素直じゃない寅さん。 あ〜めんどくさっ。 ま、そこが魅力でもあるんですけどね。
利用規約に違反している投稿を見つけたら、下記のリンクから報告できます。詳しくはこちら。
□ 違反報告をする □
|
|